こんにちは。もうすぐ夏本番ということで、今回は栄養管理部門より食事でできる夏バテ対策について簡単にお話ししていこうと思います。
暑さによる食欲低下や疲労感で麺類や冷たい物ばかり食べてしまいがちですが、
夏バテ対策にも主食・主菜(肉や魚、卵などメイン料理)・副菜(野菜やきのこ、海藻などの小鉢)をそろえたバランスの良い食事が基本と
なってきます。これを踏まえた上で、特に夏バテ対策に貢献してくれる栄養素・食材を紹介します。
*たんぱく質
血液や筋肉など体をつくるもととなります。肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などから摂取できます。肉類は脂身の少ない部位を選びましょう。
*ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える働きをもち、疲労回復や食欲を増進してくれます。
ビタミンB1は、豚肉(脂身の少ない部位)、うなぎ、豆類、ごま、 玄米などに多く含まれます。
また、にんにくや玉ねぎ、ニラなどに含まれるアリシンと一緒に摂取すると効率的に吸収されます。
水分補給も重要なので、喉が渇いたと感じる前にこまめに行いましょう。
汗をかいていない場面では水やお茶、汗をかく場面では経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。
※スポーツドリンクは糖分やカロリー、塩分を多く含むものもあるので、飲みすぎには注意が必要です。
夏バテ対策をしっかりして、暑い夏も元気に過ごしましょう。